HUAWEI Matebook E Go
なかなか本流にのれない Windows on ARMだが、HUAWEIは、中国限定でシリーズ化して出している。
中国以外では発売していないので国内ではニュースにもならないのだが、Windows on ARMの中では、ほぼハイエンドと言えるモデルを比較的、低価格で出している。
ハードウェア
キーボードが物理的にはPOGOピン接続だが、これは充電用でキーボードとしての接続は Bluetooth
切断した状態でもキーボードは使える。POGOピン経由で本体から充電されるので、キーボード専用の充電というのは意識しなくてよい。
専用ペンが利用できる。
Matepadや、国内で発売している Matebook E と同じく M-Pencil 2nd
OS言語
中国のみでの発売のため、入っているWindows も Home SingleLanguageEditionというもので中国語専用版。
OS言語を英語にすることすら出来ないバージョンになっている。
Windows on ARMに限らず、中国専用モデルでは、よくあることのようだ。
購入元に依頼してやってくれたのだが、Proにアップグレードしてしまうことで多国語版になり、日本語なども追加できるようになり、普通に日本語で利用できる。
ただし、ベースが中国語であることは変わらないため、再インストールや年単位のアップグレード時には中国語の表記になる部分がいくつかある。
x86/x64バイナリ
x64のソフトは、何の違和感もなく実行できる。とくに起動が遅い、動作が鈍いなどを感じることもない。
x64アプリについては問題がないのだが、x86のバイナリは、体感でわかるぐらいに起動が遅い。なんでこんなに差が出るのかは、わからない。
とはいえARMのバイナリがあるものはARM版を使うのが望ましい。
体感では、わからないがアプリ起動時のCPU負荷は高くなっている。ファンレスであるため気付きにくいのだが消費電力への影響はけっこうありそうだ。
Android
Service for Androidは普通に使える。
体感的にはデスクトップの i7クラスのマシンで WSAを動かしているのと比べても遜色はない。
タブレットであるため、Androidタブレットとして使える。
Kindle 、Reader Storeなどは全く問題ないのだが、 残念ながらtorne mobileはアプリ自体は動作はするのだがTVの再生はエラーになる。
WSL2
aarch64の Linuxになる。